愛知県立一宮興道高等学校同窓会：校歌

愛知県立一宮興道高等学校校歌

明るく、力強く、そして美しく

一、

晴れ渡る　尾張の空に

日はのぼり　時はあたらし

いざ友よ　いのちの炎

噴き上げて　ここに学んで

真実の　道を拓こう

一宮興道高校　一宮興道高校　青春われら

二、

爽やかに　雲は流れて　

緑澄む　伊吹　養老

呼びかけて　英知の翼

拡げあい　競い　励んで

弛みなく　明日をめざそう

一宮興道高校　一宮興道高校　青雲われら

三、

集い寄る　人は変れど

響きあう　心は一つ

夢多き　三年の庭よ

風に鳴る　紫紺の旗を

振り仰ぐ　日々に甲斐あれ

一宮興道高校　一宮興道高校　若者われら

作曲	中田喜直
作詞	小和瀬玉実

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英知の翼（拡大）

校歌合唱（MP3）
歌：平成14年度全校生徒
（創立20周年式典）
録音:2002年10月31日

伴奏のみ（MP3）
伴奏：長谷川智之
（第30回生・学年理事）
録音：2015年4月18日

作曲者略歴
中田喜直
1923年	8月1日東京に生まれる。父が音楽家であったため、幼少よりピアノ・作曲に興味をもつ。
1940年	東京音楽学校（現東京芸術大学）ピアノ科に入学
1943年	9月25日戦争のため半年くり上げられ卒業
	10月1日宇都宮陸軍飛行学校に入学
1945年	8月まで操縦将校として陸軍に在籍
1947年	この頃より本格的に創作活動に入る。作品は歌曲、合唱曲、ピアノ曲、童謡等多数あり、その殆どが出版されている。「めだかの学校」、「ちいさい秋みつけた」、「夏の思い出」、「雪のふるまちを」等が一般的に知られている。
1949年	NHK毎日音楽コンクール入賞以来1981年神奈川文化賞までその間芸術祭賞他多くの賞を受けている。
1982年	日本音楽著作権協会理事、フェリス女学院短大教授、日本童謡協会会長などを務める。
2000年	5月3日逝去　享年76歳

作詞者略歴
小和瀬玉実
1934年	埼玉県に生まれる。
1957年	早稲田大学第一商学部卒業。コピーライターを経て作家生活に入る。主にこどもの歌・歌曲・合唱曲などのための作詞をする。主著に、子どもの歌曲集「ちいさなこもりうた」、少年少女合唱組曲「城下町の子ども」、絵本、童話等多数。誌と音楽の会・日本童謡協会会員。ピアノとペンの会を主宰し、詩誌「ピアノとペン」を刊行。

作詞者の言葉

青春の爽やかさ、それはいのちの躍動。今日をひたむきに生きる力、感動してきらめく心が未来の扉を開く。青春の日の母なる学校、青春の日の兄弟姉妹たる学友、その中で決して再び戻らない時を自覚し、生きとし生けるものを愛し、己を燃焼させよう。校歌はその青春賛歌、いのちの応援歌である。